ダイヤモンドヘッドってベビーカーでも行けるのかな?
おおぅ…それは無謀だよ。
お客様をご案内していると、たまに「ダイヤモンドヘッドはベビーカーでも行けますか?」とお声がけいただきます。
途中までであれば、ベビーカーでも行くことはできます。
ですが、頂上まで行きたいのであれば、子供を抱っこして登るか、頂上まで歩かせなければなりません。
ベビーカーでどこまで行けるのか、気になる方もいると思うので、写真でお伝えさせていただきます。
また、子供と一緒にダイヤモンドヘッドを登るには、どうしたらいいのかも紹介したいます。
他にも、ダイヤモンドヘッドは何歳からが丁度いいのかなども、私の経験を踏まえて書いていますので、参考にしてくださいね。
- ダイアモンドヘッドにベビーカーで行くなら、どこまで行けるか
- ベビーカーなしで子連れがダイヤモンドヘッドに登るなら?
- 何歳からが適切?
ダイヤモンドヘッドの予約の仕方や、行き方、施設案内や、周辺情報などはこちらの記事をご参照ください。
ダイヤモンドヘッドでベビーカーはどこまで行ける?
ダイヤモンドヘッドのトレッキングコースは、舗装されていて比較的歩きやすいです。
途中まではコンクリートで整備されているので、ベビーカーでも問題なく通ることができます。
その『途中』がどこまでかと言いますと、ここです。
ビジターセンターや、トイレなどがある登山口から歩いて5分ほどのところです。
この少し先は、道がガタガタしているだけでなく、段差や階段が現れます。
また、道幅が人とすれ違うときに、体を横にしないと通れないくらいの幅になってくるので、ベビーカーがあると他の登山客に迷惑がかかります。
ハワイの絶景を見ることができて、ベビーカーで登れるところを探しているのなら、ハワイカイの少し先にあるマカプウ・トレイルをオススメします。
マカプウ・トレイル
でも、せっかくオアフ島に来たんだから、ダイヤモンドヘッドの山頂で景色を見たいなぁ。
ダイヤモンドヘッドに子連れが山頂まで登る場合
子連れがダイヤモンドヘッドの山頂まで登る場合、どんな準備が必要か、どんなアイテムがあると便利かなど、子供の年齢別に紹介していきます。
どの年齢でも共通して言えることは、次の3つです。
- 比較的、日差しの弱い午前中に予約を入れる
- こまめに水分補給をして、休憩をする
- 無理をしない(無理をさせない)
また子連れの場合、迂回ルートを必ず通ってくださいね。
0歳~1歳
まだ自力で歩くことのできない、0歳~1歳ごろの子供と一緒にダイヤモンドヘッドへ行く場合は、抱っこ紐が必需品となります。
日陰の少ない炎天下の中での登山となるので、保冷剤やミニ扇風機など、熱がこもらないようにする工夫が大切です。
こちらの保冷剤は、歩くようになってからも、リュックみたいに背負わせることができるので、長く使えて便利ですよ。
帽子も、忘れずにかぶせてあげて下さいね。
- 抱っこ紐は必需品
- 保冷剤やミニ扇風機で熱がこもらない工夫を
- 帽子をかぶせる
2歳~3歳
歩けるようになってきたものの、まだ長い距離や時間歩き続ける力はないと思うので、お父さんやお母さんは抱っこをする覚悟が必要です。
多めに休憩を取りながら登ったほうがいいので、ダイヤモンドヘッドの後に予定を詰めすぎないように気を付けましょう!
2~3歳の子供と一緒だったら、山頂まで片道1時間以上はかかると思っていた方がいいです。
また、日差しが日本の夏以上に強いので、つばの広い、UV加工のされた帽子は必需品です。
また、トイレが山頂にないので、トイレトレーニングが済んでいる子供でも、オムツを履かせてあげた方が良いかもしれません。
水分補給を十分に摂る必要があるので、コントロールが上手くできないうちは、子供が嫌がっても説得して、オムツを履かせてあげましょう。
- お父さんやお母さんは『抱っこする覚悟』を持つこと
- つばの広い、UV加工された帽子は必須
- オムツを履かせてあげる
4歳以上
4歳にもなると、行動範囲がグンと広がって、大人よりも時間はかかるけど、自分の足でダイヤモンドヘッドを登ることができるはずです。
さすがに、説得してもオムツは履いてくれないと思うので、登山前に必ずトイレに行きましょう。
帽子をかぶせて、靴は履きなれているものを使いましょう。
汗を良くかくと思うので、スポーツタオルを持って行くことをオススメします。
吸水性もよく、ひんやりする効果のあるタオルがあると便利ですよ。
- 登山前に必ずトイレに行かせる
- 帽子をかぶせる
- 履きなれている靴を履かせる
- ひんやり加工のしてあるスポーツタオルがあると快適
ダイヤモンドヘッドは何歳からがベスト?
私の個人的な意見ですが、ダイヤモンドヘッドは4歳くらいからが丁度いいです。
理由は、「抱っこしながらダイヤモンドヘッドを往復するなんて無理!」と思っているからです。
地面は滑りやすいところもありますし、段差がバラバラな階段も存在します。
万が一抱っこしている人が滑ったり、転んだりしたら、子供も一緒に怪我をする可能性もあります。
歩けない状態になってしまうと、ヘリコプターでの救助となるので、医療費も目が飛び出るほどの額を請求されるでしょう。
また、ダイヤモンドヘッドの柵は、大人でも余裕で通れてしまう程の隙間があります。
なので、親の言うことを理解して、無茶をしない約束ができるようになってからの方が親としては安心できます。
ダイヤモンドヘッドに4歳の子供と登った感想
子供が4歳だった時に、初めてダイヤモンドヘッドに連れていったのですが、連れて行って本当に良かったです!
山頂からの景色を一緒に見られたことも感動したのですが、何より「自分一人で登れた!」という達成感を経験させてあげられたことが嬉しかったです。
私が大失敗したにも関わらず、登った後も「また明日登りたい!」と、すごく気に入っていました。
後日、ダイヤモンドヘッドの山頂から日の出を拝みに、子供と2人で早朝登山に挑戦したのですが、そのときは前回の失敗を活かして、問題なく登ることができました。
その後に友達とホノルル動物園に行く約束があったのですが、ぐずることなく1日中動き回っていました。
恐るべし4歳児の体力…。
ダイヤモンドヘッドで日の出を見る時の注意点や、行き方などをまとめた記事もありますので、良かったら参考にしてくださいね。
まとめ
ダイヤモンドヘッド登頂は、ベビーカーがあるとできない、というお話をさせていただきました。
もしベビーカーで行ったとしても、行けるのは舗装がされていて、比較的歩道が広い『あの場所』まででしたね。
頂上まで行きたいのなら、子供を抱っこするか、歩かせるかの二択になります。
まだ歩けない子供を連れていく場合、抱っこ紐はマストアイテムなので、必ず持って行きましょう。
その他、子連れでダイヤモンドヘッドに登る際に必要なアイテムや、注意点も年齢別に紹介しているので、参考にしてくださいね。
ダイヤモンドヘッドの予約方法や、行き方、オススメの時間帯、知っているとちょっと自慢できる豆知識などをまとめた記事もあります。
お時間あるときにぜひ読んでみてください。
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