ハワイのレジ袋が有料化したけどコロナの影響で無料に!?日本のレジ袋有料化との違い

ハワイのレジ袋事情 トレンド

ハワイでプラスチック製のレジ袋を撤廃する動きが出始めたのは2015年のことでした。

2018年にはプラスチック製以外のレジ袋を含め1枚15セントへ値上げし、2020年にはプラスチック製のレジ袋の使用を禁止と段階的に厳しくなっていました。

ところが、新型コロナの影響で持参したレジ袋からの感染が懸念されて一時はエコバッグを持参すらできませんでした。
2020年の8月現在でもほとんどの店舗で無料の紙製のレジ袋に商品を入れて対応しています。

そう言えば、日本も2020年の7月からレジ袋が有料化になりましたね。

ハワイに移住する前は家の近くのスーパーがイトーヨーカドーだったので、レジ袋が有料化したと聞いて「そうか、一般的なスーパーは無料でレジ袋がもらえたのか」という印象でした。

ハワイでは日本より5年早く有料化になったのですが、あることが違うと感じています。
日本でもそれを多くの方で共有できれば問題への取り組みが向上すると思っています。

ハワイのレジ袋が有料化してからレジから消えるまで

ハワイ州は2015年7月からプラスチック製のレジ袋を禁止する法案が実施されました。
当初はリサイクルができるプラスチック製のレジ袋を利用しているお店で買い物をすれば無料でレジ袋が利用できました。

リサイクルできるプラスチック製のレジ袋はドン・キホーテ、ABCストア、ウォルマートでお買い物をする時にもらえた厚手のレジ袋です。

ただ、リサイクルができると言えども直接海に入ってしまったら意味がありません。
白い袋はクラゲに見えるのでクジラやカメ、鳥などが食べてしまい、病気になってしまったり、ビニールが詰まって息ができず亡くなってしまったりする事件が多発していました。

毎年アラモアナビーチパークでボランティアの清掃活動があるのですが、そこで見つかるほとんどのゴミがプラスチック製の袋だったんです。

ごみ箱が日本のコンビニの数並みにあるのに、その場に捨ててしまう人の神経が分かりません…。

ハワイの新レジ袋禁止法案 2018年

そういうこともあってか、2018年に新しいレジ袋禁止法案が可決しました。
参考:KITV

それが「リサイクル出来るできない関係なくプラスチック製の袋、また紙袋も有料化にしますね」というものでした。
しかも1枚15セントに値上げしました。

また、全てのレジ袋が有料化したことでスーパー以外の高級デパートや本屋さん、洋服屋さん、雑貨屋さんなどでも袋の購入が必要になりました。

この時はまだ持参のエコバッグを忘れても15セント支払えばプラスチック製のレジ袋をもらえました。

ハワイのレジ袋禁止法案 2020年

15セント支払えばプラスチック製のレジ袋を1枚もらえたのは2019年12月31日までの話です。
2020年1月1日よりプラスチック製のレジ袋はお店から姿が消えます。

フードランドやホールフーズなどレジ袋が紙袋だったお店は今まで通り15セント支払えばもらえますが、ドン・キホーテやウォルマートでは袋がないとお店でエコバッグを買う必要が出てきました。

そのことで大量にお土産を買ったり、キッチン付きのホテルやコンドミニアムに泊まって自炊する観光客の方も大変な思いをしていたようです。

次にハワイにいらっしゃるときは、大きめのエコバッグを持参するか、初日に購入してしまいましょう!
購入するならホールフーズが種類豊富でオススメですよ。

こちらの記事にアラモアナセンターからホールフーズへ行く方法や、どんなエコバッグがあるか書いてあります。
ホールフーズのアクセス方法とエコバッグ情報

新型コロナの影響でレジ袋が無料化に

プラスチック製のレジ袋が完全に姿を消し、レジ袋が有料化となりましたが、新型コロナの影響で思わぬ事態となります。

ハワイではセルフレジ以外、店員さんが袋に詰めてくれます。
なので感染予防対策として外からエコバッグを持参しないでください、とお店の外に張り紙がありました。

張り紙に気が付かずエコバッグを渡そうとしたら、「今は無料でレジ袋を用意しているのでこっちを使いますね」とお店が用意してくれた袋に商品を入れてくれました。

アメリカの一部の州や市では独自にコロナ禍でのエコバッグを禁止するよう強制したみたいですね。
参考:US TODAY

レジ袋が紙のところは未だに15セント徴収することなく、商品を紙袋へ入れてくれます。
また数日前にドン・キホーテへ行ったときは、レジ係の方の横で私が詰めることで持参したエコバッグを使えました。

8月12日にドン・キホーテに行った時はレジ係の方がエコバッグに詰めてくれました。

また、同じ日にホールフーズへ行ったのですが、袋はいらないと伝えたところ、
「商品をバッグに入れるのはお店から出てからにしてね」と言われました。

ホールフーズでは店員さんは持ち込まれたエコバッグは触らないように指導されているのだと思いました。
また、客が自分で詰めると万引きなどの犯罪がしやすくなるので、店内で詰めてはいけないみたいです。

日本のレジ袋有料化とハワイの有料化の徹底的な違い

日本でもプラスチック製のレジ袋がとうとう有料化しましたが、なぜ有料になったのか即答できますか?

簡単に言うと「海洋プラスチック問題」なのですが、日本とハワイでは向いている方向(意識)が違います。

あなたは「プラスチック製のレジ袋を減らして、世界の海と海に住む生物守ろうぜ!」という意識を持っていますか?
それとも「また変な法案決めたよ」「タイミング今じゃないでしょう」というような気持ちでしょうか。

ハワイに住んでいると、海や海に住む生物を身近に感じるので「この海のために出来ることしたい!」と自主的に何かしたくなるんですよね。
私だけでなく、ハワイに住む多くの人が環境に配慮して生活しています。

でも海から遠く離れた所に住んでいたらその意識も変わって、そこまで情熱が持てないです。
日本にいたら誰かがやるだろうと、どこか他人事のような気持ちがあったと思います。

何が言いたいかと言うと、レジ袋の有料化に納得している人があまり多くないのではないでしょうか。
国がしっかりと説明して、向かう方向を示していれば袋が有料になっても協力する意識が持てるとおもいます。

レジハラという言葉ができるほど、怒りの矛先をたまたまレジを担当した店員さんに向ける迷惑な人が増えたのも、「勝手に決められた感」が強いからではないでしょうか。

早く大勢の人が「意識」できるように、なぜ今レジ袋の有料化が必要なのか説明を果たしていただきたいですね。

まとめ

ハワイでのプラスチック製のレジ袋の取り組みについてお話させていただきました。
ハワイでは2015年からプラスチック製のレジ袋の使用を禁止して、2020年には完全に撤廃することに成功しました。

完全に撤廃するために2018年にできた新法案ではリサイクルができる全てのレジ袋も対象になります。
そのため、紙袋も1枚につき15セントかかるようになりました。

2020年1月以降、レジで購入できるレジ袋は紙製のものや布製のエコバッグです。

お店によっては、会計後に店員さんに見られながら商品を自分のエコバッグに詰める必要がありますが、新型コロナの感染予防のため今現在は無料で紙袋に商品を詰めてくれます。

日本でも2020年の7月からレジ袋が有料化しましたが、どうも「納得している人が少ないんではないか」とレジハラの話を聞いて思いました。

海洋プラスチック問題を解決するための一つとしてこの取り組みがあるのに、何でレジ袋を減らす必要があるのか腑に落ちていない人が多い気がします。

多くの方が意識を持てるように、提案した人は分かりやすく、しっかりと説明する責任を果たしていただきたいです。

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