ハワイでホームレスが多い原因は?対策はどうなっているの?

ハワイのホームレス事情 ハワイ移住

ハワイは楽園というイメージが多いことから、初めてハワイに来る方はホームレスの多さに驚かれるかもしれません。

私もハワイに来た当初はあまりの多さに驚きましたし、ホームレスという存在が怖くて避けてしまいました。

この記事ではハワイにいるホームレスの人数や地域、原因、政府はどんな対策を取っているのかなどお話しています。

ハワイに来るときの参考にしてくださいね。

ハワイのホームレスは全米で見ても多い!いったい何人いるの?

2019年のデータですが、地元の新聞記事によると2019年に新しくハワイでホームレスになった人の人数は7,000人弱と多いです。

2017年から2年連続で「減少傾向にある」と言われていますが、正確な人数は誰も分かっていません。

ポイント・イン・タイム・カウントというボランティア団体が、毎年1月にシェルターにいるホームレスと路上で生活しているホームレス数を数えるだけですので…。

ハワイにホームレスが多い原因

私がハワイに来た当初、恥ずかしながらホームレスが多い原因はその人が真面目に仕事をしていなかったからだと思っていました。

中にはそのような理由でホームレスになってしまった方もいるかと思いますが、たいていの人の原因が生活費の高さと賃金の低さです。

ハワイの物価ってとても高いんですよね。

仕事の多いワイキキやアラモアナエリアの1ルームの家賃は月2,000ドル(約21万円)が平均ですが、給料はそれに見合う給料をもらえる人はほんの一握りです。

実際、給料を上げるようにマリオット系列のホテルで2018年にストライキがありました。

一流のホテルで勤務していても仕事を掛け持ちしなければ家族を養っていけない方が多いのも事実です。

私もフルタイムで働いていますが、税金を引かれると手取りで1,200ドル(約13万円)です。

交通費を支給してもらったり、住宅補助があったりなどはありませんので、もし一人暮らしだったらと思うとゾッとします。

探せばもっと安い場所はあるのですが、治安が悪いです。
(治安をお金で買うイメージです。)

同じ職場の方もワイキキに住んでいるのですが、5人家族だけど1ルームで暮らしていると言っていました。

もちろん食費も自炊を頑張っても栄養を考えると500ドル(約5万円)くらいです。

このように生活費が払えなくてホームレスになる人がほとんどです。

予期せぬことが起きた

他にも今回のような新型コロナウィルスの影響で職を失って住むところがなくなってしまったり、病気をして仕事復帰ができなかったり、裁判に負けて財産を没収されたりなど予期せぬことが起きてホームレスになる方もいます。

新型コロナウィルスの影響でお店が潰れてしまったり、解雇されたりした人が多くいます。
まだ集計されていませんので感覚的なことしか話せませんが、ホームレスは去年と比べて相当な数になると思っています。

コロナの前ですが、家の近くで”She had a better lawyer”とマジックで段ボールに書いてあるものを揚げてお金をカンパしてもらっている人がいました。

「奥さんの方がいい弁護士を雇っていた」ということから、離婚の裁判に負けて財産のほとんどを失ってしまったのでしょう。

また、私のローカルの友人の女性に元夫にDV被害を受けていて、子供と自分を守るためにホームレスになってシェルターに入った人がいます。

(今は保育園の先生として仕事をしながら子育てを頑張っています。)

ビジネスホームレスの存在

中には「ビジネスホームレス」と呼ばれるホームレスもいます。

税金などから逃れるために、自分から望んでホームレスになる人たちのことです。

ハワイは外にいても凍えてしまうこともありませんし、ビーチにはシャワーもあります。

食事もレストランが市内に溢れていますので、ホームレスにとっても住みやすい環境なのでしょうね。

ハワイ政府のホームレス対策

観光業が要のハワイにとって、ホームレスがたくさんいるということは良いことではありません。

観光客が離れていかないように、政府は巨額な資金を投資してホームレスの対策がされています。

過去には130万ドル(約1億5千万円)もの税金を使ってホームレスのシェルター(一時的に住むことができる施設)を充実させたり、仕事ができるように支援をしたり、ホームレスから脱却できるように手を差し伸べています。

政府以外にもボランティア団体が食事を用意したり、住む場所を与えたり、農家と提携して働ける場所を提供したりなど支援をしています。

最近ではホノルルの警察官がホームレスの方に靴をプレゼントしていました。

ここまで資金を投入して、手厚く支援していますが、まだまだ支援を受けられていないホームレスはたくさんいます。

以前、どこかの記事で、

「ハワイには良いホームレスと悪いホームレスがいる
良いホームレスはシェルターに入っていて、悪いホームレスは路上で生活している」

と書いている方がいましたが、一概にはそうとは言えません。

シェルターの数が限られているからです。

もちろん、薬やアルコール依存などの理由で自らシェルターに入らないことを望んでいる「悪いホームレス」もいますが、シェルターに入りたくても入れない方が路上にいるのも事実です。

なので、もし路上で生活しているホームレスを見かけてもじろじろ見ないであげて下さい。

ただ、奇声や大声をあげているホームレスがいたら、中毒者の可能性があるので、近くを通らないように迂回する方が賢明です。

まとめ

ハワイでホームレスがどのくらいいるのか、なんでそんなにホームレスがいるのか、政府はホームレスの対策をしているのかをお話させていただきました。

ハワイでの生活費はとても高いので、それが原因でホームレスになる人がほとんどなんですよね。

私も、もし結婚していなかったら今の仕事だけでは収入が足りずに仕事を掛け持ちしていたでしょう。

そして過労で体を壊して無職になり、家賃も払えない状況になる可能性は決して低くありません。

(アメリカ系の会社であれば、仕事のパフォーマンスが悪かったり、病気などで長期的に仕事ができないと解雇されるので。)

支援する人も多く、政府も大きな資金を投入していますが、まだまだ解消するのは難しいでしょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました